薬学部1年!基礎物理学① 〜いろいろな単位〜

大学物理基礎

これからシリーズとして薬学部1年生で学ぶ基礎物理学について書いていこうと思います。

では………やっていこう〜!

今回やっていく内容はこの基礎物理学を学んでいくうえで必要な単位についてやっていくよ

ここでしっかり覚えておく事でこの先の内容理解に大きく差が出るからしっかり覚えていこう!

SI単位

まずSI単位についてやっていくよ

SI単位というのは世界共通単位なんだ

世界で共通の単位がないと話し合いとか論文が違ったりしちゃうから7つの基本単位を作ったんだ

この7つが基本単位だね。

①長さ⋯m(メートル)
定義:光が真空中で約3.0×10-8秒間に進む距離
光は真空中で1秒間に約3.0×108[m]進む(光速)

②質量⋯kg(キログラム)
定義:プランク定数による
注意:接頭語k(キロ)を含む(g[グラム]ではない)

③時間⋯s(second、秒)
定義:133Csセシウムが発する光の振動数

④電流⋯A(アンペア)1秒間に流れる電気量
定義:電子e1個の電気量(電気素量)による

⑤温度⋯K(ケルビン)絶対温度[K]=[C]+273.15
定義:ボルツマン定数による

⑥物質量⋯mol(モル)
定義:アボガド数(6.02×1023個)による

⑦光度⋯cd(カンデラ) 光の強さの単位

この7つは覚えようね。

詳しくはこちらの記事で^^→ https://aspirinblog.com/?p=81

他にも覚えておきたい部分も補ってるよ

組立単位

次に紹介するのは基本単位を組み合わせてできる組立単位についてやっていくよ

速度…m/s

面積…

体積…

ジュール(J)…kg・m²/s²

クーロン(C)…A・s

ニュートン(N)…kg・m/s²

このように基本単位を組み合わせることでさまざまな単位を作り上げる事ができるね

数詞(10^nを1文字で表したもの)

つぎは数詞だよ

ミリキロなんかはみんな知っているんじゃないかな

記号 読み方 英語 値

G ギガ billion 10^9=1000000000

M メガ million 10^6=1000000

k キロ thousand 10^3=1000

h ヘクト hundred 10^2=100

m ミリ 10^-3=0.001

μ マイクロ 10^-6=0.000001

n ナノ 10^-9=0.000000001

赤文字は必ず覚えようね。この先もよく使うよ

英語も覚えておくと次が覚えやすくなるよ

濃度

1 mol/L 1Lあたり1モル

1w/w% 100gあたり1g固体・液体を問わない

1w/v% 100mLあたり1g液体に固体を溶かした場合

1v/v% 100mLあたり1mL液体と液体を混ぜた場合

1ppm 100万分の1(10^-6)1kg中1mg、1L中1μL つまりppm≒1mg/1L(or1kg)

1 ppb 10億分の1(10^-9)1kg中1μg、1L中1nL つまりppb≒1μg/1L or 1ng/1g

wがweight(ウェイト)だから重さ、vがvolume(ボリューム)だから体積、mはmillion(ミリオン)だから100万、bはbillion(ビリオン)だから10億という意味になるね

英語も意外と大事!

密度と比重

密度とは単位体積あたりの重さ[g/cm³]のこ事なんだ

比重とは基準密度(水の密度)との比の事を言っており単位はないんだ。

比重>1→水に沈む

比重<1→水に浮く

という関係になっているんだよ。覚えてね^^

さいごに

このような記事をこの「アスピリンブログ」では上げています。

他にも、現役薬学生ならではのエンタメ記事や自分が習ったこと、薬学に入りたい高校生に向けてのアドバイスなど薬学生のためのブログを書いています。

もしよかったら別の記事も見て行ってください(^o^)♪

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