芳香族性 問題

薬学化学1
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ヒュッケル則(Huckl則)

  1. 環状で平面構造であること
  2. 環を構成する全ての炭素原子がp軌道をもつこと
  3. p軌道に収容されている電子数の総和が4n+2(nは0を含む整数)であること「(4n+2)π」と表現する

(1)1つの炭素がsp³混成軌道なので芳香族性を持たない

(2)共鳴しているため『ー』(マイナス)の2つ分の電子がp軌道にあるため、p軌道に収容されている電子数の総和は8個なので芳香族性を持たない

(3)N(窒素)が持つ非共有電子対は、共鳴に関与しないためsp²混成軌道になる。

そのためヒュッケル則をすべて満たすため、③は芳香族性を持つ。

(4)環状で平面構造であり、すべての炭素原子がp軌道を持つが、p軌道に収納されている電子数の総和を数えると8個なので、芳香族性を持たない。

さいごに

今回の内容で「わからなかった」「学びなおしたい」という人はこちら→Huckel則と芳香族性

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