今回やるHuckel則と芳香族性は難易度C(LvC)の重要度4(★4)です。
しっかりと身に着けていきましょう。
Huckel則と芳香族性
ヒュッケル則(Huckel則)はルールだと思ってください
上の画像にある3つのルールを全てクリアしたものだけが芳香族性を持つと言えます
芳香族性をもつと
めっちゃ安定になる!
という事は必ず覚えておこう!!
ヒュッケル則(Huckl則)
- 環状で平面構造であること
- 環を構成する全ての炭素原子がp軌道をもつこと
- p軌道に収容されている電子数の総和が4n+2(nは0を含む整数)であること「(4n+2)π」と表現する
3つとも難しく書いてあるように見えてかみ砕いてみれば簡単なので、何問か問題を解けばすぐに身につくと思います。
※①ベンゼン、②シクロペンタジエン、③ナフタレンは上の画像参照
①ベンゼンはヒュッケル則(Huckel則)をすべてクリアしているため、芳香族性を持つと言えます。
②シクロペンタジエンは、1つsp³混成軌道があるため『ヒュッケル則(Huckel則)2.環を構成する全ての炭素原子がp軌道をもつこと』の青マーカーの部分に引っかかるため、芳香族性を持たないと言えます
③ナフタレンは、ヒュッケル則(Huckel則)をすべてクリアしているため、芳香族性を持つと言えます。
さいごに
今回の内容で「アウトプットしたい」「問題を解きたい」という人はこちら→芳香族性 問題
この薬学部攻略サイトの使い方はこちら→・・作成中・・
「ほかの内容の記事が欲しいよ」という時は、インスタグラムのDMにて「○○の記事作ってください」という形で連絡お願いします。 アスピリンブログ インスタグラムリンク
このアスピリンブログでは、『忙しい薬学部生のために代わりに授業を簡単にまとめます』というのをコンセプトに薬学で習った知識を発信していってます。
イメージしやすいためのイラストや、アウトプットのための問題などもあるので他の記事もチェックしていってください
コメント